ヤーコンの食物繊維と栄養成分と効能効果。ヤーコンの抗酸化性物質の免疫効果やフラクトオリゴ糖の機能性成分と栄養素について、無農薬栽培のヤーコン販売農家。
○すべての病気から身を守る、たったひとつの方法。それは、腸を元気にして免疫力を高めること。
【ヤーコンの販売と料理レシピ】
【野菜の免疫力と原産地】
【ヤーコンの効果】
ヤーコンのぬか漬けやヤーコン入りヨーグルトを食べてビフィズス菌を増やし免疫力を高めましょう。
世界三大健康野菜と言われるヤーコンは、薬などに頼らず健康を維持できるたいへん魅力的な野菜です。原産地インカ帝国の以前から珍重され、大事に食されてきた野菜だったそうです。
ヤーコン芋はオリゴ糖の王様といわれ、血液中の脂質改善と腸を元気にする便秘解消効果があり格好の食べ物であることが明らかになりました。同時にヤーコンにはワインやブドウに含まれる抗酸化性物質(ポリフェノール)が含まれ、血糖値を下げる最強の成分とされております。体にダメージを与える老化や病気の原因となる活性酸素を除去する強力な成分ががたくさん含まれダイエット効果や糖尿病予防、動脈硬化予防、体内の酸化防止など免疫を上げる野菜のようです。
また、カリウムやカルシウム、マグネシウムなどが含まれ体内の塩分を排出する野菜としても好評です。
(カルシウムは99%が骨や歯の中に含まれているが残りの1%は血液の凝固作用や心筋収縮力を保ったりガンを予防するなどの効果がありますので、牛乳や小魚のほかヤーコンなどの野菜からも摂取しましょう)
中国ではヤーコンを「雪蓮果」という商品名で販売されているようです。
ヤーコン芋と似ている効能を持つヤーコン茶は糖尿病や高血圧に効果があることですが、それはヤーコン葉に含まれるフラクトオリゴ糖によるものと考えられております。
ヤーコンの原産地ペルーではインカ帝国の時代からヤーコン茶は健康茶として飲まれ、不老・長寿の茶ともいわれました。また、ヤーコン茶は利尿効果にすぐれ、肌を美しくすべすべにする健康効果も報告されております。
もともと南米各地では、ヤーコン茶は民間療法的にハーブ茶として飲用され、糖尿病や高血圧などに効能があり健康茶としての効用にも活用されていたようです。
【ヤーコン+ヨーグルトの相乗効果】
ヨーグルトの効果はヤーコンによって強化される。ヨーグルト等乳酸菌が胃酸や胆汁で死滅したとき、死菌から遊離された菌体成分が吸収されて、生体の免疫機能を刺激して感染やガンに対する抵抗力を高めたり、肝機能を促進することが考えられますし、腸内の有害物質の無毒化に関係するかもしれないと言うのです。このようにヤーコンは便秘や下痢の改善、治療に有効な食物繊維は腸内の内容物を和らげ善玉ビフィズス菌を活性化させ便秘解消や大腸がん予防に効果があります。
さらに、発癌(ガン)抑制の機能を高める活性酸素除去食品でもあります。
また、アレルギーの原因は諸説があり解明されておりませんが、原因物質の一つとして考えられている農薬や化学肥料をゼロで栽培したEM有機無農薬農薬野菜が食物アレルギーに少しでも効く無農薬野菜となるよう願っております。
ヤーコンを食べても寿命は延びませんが健康を取り戻せそうです。年金が病院代に消えないよう健康寿命を延ばし年金を有効に使いたいものです。
【ヤーコンは便秘解消に効果】
世界三大健康野菜ヤーコンはすっきりした自然の甘味で、合成甘味料のような強い甘味ではありません。まさに天然の糖なのです。
このオリゴ糖はヒトの消化酵素や消化器官分解・吸収されにくい性質を持っています。これを難消化性といいます。ほとんどが消化・吸収される一般的な糖類やそのほかのオリゴ糖とは異なり、ヤーコンのオリゴ糖は分解されないまま大腸まで到達します。
一見なんの役割も持たず、栄養にもならないでそのまま便と共に排泄されるのではないかと思われますが、ヤーコンのフラクトオリゴ糖は腸内細菌に利用されて、炭酸ガスや細菌の菌体成分として代謝されます。
フラクトオリゴ糖はビフィズス菌を活性化し、悪玉菌を抑制できるフラクトオリゴ糖は、腸内細菌のバランスを改善し、便通または便の状態を変化させ便秘を改善します。
便の形はバナナ状で、硬さは硬からず軟らかからず、量は小ぶりのバナナ2〜3本くらいが適量とされます。この事から痔の方にも肛門に無理がかからず有効としております。
ヤーコンのフラクトオリゴ糖を一日5〜10グラム摂取するだけで80%の人が便秘を解消できるという臨床結果が得られたことは驚くべきことであり、本当にすばらしいことです。(便秘薬よりも効果があるという報告もあります)
20%の人に影響を及ぼさなかったことは、慢性便秘症の原因が一定ではなく、腸閉塞などの病気や、ストレスなどの精神的要因も大きく働いているものと思われます。(便秘または便秘気味の方は479万人)
【ヤーコンの栄養】
健康に良いといわれる大部分の食品は、食べてどのように効いたのか、すぐに栄養効果を体験できるものはほとんどありません。これが健康食品の一般常識です。
ところが、ヤーコンの場合100〜150g/日食べると「ガスがでる」「便が軟くなる」「便秘が治る」といったヤーコンの便秘解消効果が表れます。(でも、朝食は必ずとり継続することが大切ですヨ)
ヤーコンジュースの場合は少々繊維のザラツキがありますが、大人一人が一日に必要とするオリゴ糖は5〜10gといわれていますから、ヤーコンジュースを100〜150g飲めばOKです。
ヤーコンは便秘薬ではないので副作用はありません。ヤーコンに含まれる栄養はフラクトオリゴ糖で整腸機能作用を促し排便をスムーズにします。同時に多くの病気の原因となる活性酸素を消す強力な物質ポリフェノール、食物繊維の糖尿病予防や排便を容易する効果などがあります。このようなことから老人食レシピや介護食など、ご高齢者向けのお食事にも最適な活性酸素除去食品です。
健康野菜ヤーコンジュースの作り方は(ヤーコン料理レシピ)をご覧下さい。
ヤーコンジュースやジャム、漬物作りは、新鮮なヤーコンを近くの有機野菜・無農薬野菜販売農家から直接購入しましましょう。
【ヤーコンの効能】
野菜ヤーコンの効能は食物繊維とフラクトオリゴ糖の相乗効果により糖尿病予防や整腸作用・脳卒中・心臓病・大腸がん予防・高指血症・高血圧症・高尿酸血症(痛風)・便秘解消改善・ダイエット(肥満は高血圧や糖尿病、心臓病といった疾病を誘発します)に効果があり、ヤーコンは栄養価の高い機能性食品です。
【まだまだあるヤーコン効果】
水溶性食物繊維を多く含むヤーコンの効用は腸をきれいにして便秘解消改善の効果を発揮し、ファイトケミカル(機能性成分)のポリフェノールとオリゴ糖を同時に摂取して、動脈硬化の予防をし糖尿病の血糖値やコレステロール値を下げるなど大腸ガンの予防効果もあります。
機能性健康野菜であるヤーコンは生活習慣病とよばれる一連のメタボリックシンドロームにも効果的な健康野菜です。またヤーコンは薬用植物としても評価されていて、糖尿病で通院されている方が、ヤーコンをスライスして、3〜4切れを生で7〜10日程度食用したところ血糖値が低下したといわれております。
このように、ヤーコンにはダイエットやローフード食品としても最適な旬野菜です。
【ヤーコンの免疫力】
糖尿病はA・C・Eなどのビタミン類やカロチノイド・ポリフェノールなどの抗酸化成分が有効です。
ヤーコンのポリフェノールは活性酸素を抑制し、糖の吸収を抑え血糖値を下げる方向で機能する物質として評価されておりコレステロールを低下させ、動脈硬化を予防します。すなわち血糖成分であるブドウ糖の主要生成源はデンプンであるアミラーゼはデンプンの分解に関与する酵素であるが、ポリフェノールによりその活性が阻害される。すなわち、デンプンの消化・吸収が遅れ、血糖値の急激な上昇が抑制されるとしている。また、穀類やマメ類に多く含まれる。フィチン酸もポリフェノールと同様の効果があるようです。
ヤーコンの栄養価は世界中の野菜の中で最もフラクトオリゴ糖を含む食品で、糖尿病予防の切り札として世界が注目している健康野菜です。
原産地のペルーでは、ヤーコン芋を料理することはなく、食べ方はローフード食品として主に生食するか、ヤーコンジュースにして飲むようで特別な調理法はないようです。
この様にヤーコンは栄養機能性がいっぱいです。
【ヤーコンの水溶性食物繊維とダイエット効果】
ヤーコンの100g中に含まれる成分エネルギーは54キロ・カロリーなのでダイエット食品でもあります。
これはサツマイモの123キロ・カロリーに比べて半分以下でカロリーはきわめて少ないのです。さらには食物繊維も多く、その量は全体の約2,6%に及んでいます。
ヤーコンのフラクトオリゴ糖は腸内細菌に利用され、直接ヒトの体に吸収されるわけではありませんから、当然低カロリーです。このフラクトオリゴ糖は1グラム当たり1,6キロ・カロリーしかないのでヤーコンはダイエット甘味料としても非常にすぐれているのです。
このようにヤーコンは水溶性食物繊維が多く、それ自体はほとんどエネルギー源にならないだけでなく、食べ物の胃での滞留時間を延ばすことに加え、水を吸収して膨れ上がるので、満足感をもたらす効果があります。
また、腸内環境を改善し、便通が良くなることを含めて考えるとヤーコンはダイエットに限らずカロリー制限をして老化を遅らせ寿命を延ばす最適な食材とも考えられます。
さらにヤーコンは酵素ドリンク(酵素ジュース)の最適な食材とも考えられます。
ヤーコンは100g中2,6%が食物繊維で、その内20%が難溶姓の食物繊維で残りの80%が水溶性食物繊維です。
このようにヤーコンは水溶性食物繊維の多い野菜です。
【ヤーコンの成分】
などですが、驚くべきことにフラクトオリゴ糖は善玉菌であるビフィズス菌のみを特別に選択して増加させる働きがあります。
【ヤーコン成分表】
ヤーコンの成分分析結果と栄養細分含有量を下記成分表にまとめました。
ヤーコンは収穫時の糖度が約13で、1ヶ月ほど保存しますと糖度は約16となりますが、ヤーコンの貯蔵方法や保存温度気象、地域、土壌などで成分が変化します。
成 分 |
水 分 |
タンパク質 |
脂 質 |
糖 質 |
繊 維 |
灰 分 |
含有量(g) |
83.1 |
1.0 |
0.1 |
13.8 |
0.9 |
1.1 |
成 分 |
食物繊維 |
ポリフェノール |
カルシウム |
マグネシウム |
カリウム |
リ ン |
含有量 | 2.6g |
203mg |
12mg |
8.4mg |
344mg |
34mg |
成 分 |
鉄 |
ナトリウム |
ベータカロチン |
ビタミンB1 |
ビタミンB2 |
ビタミンC |
含有量 | 0.2mg |
検出せず |
130μg |
0.07mg |
0.31mg |
5mg |
植物名 |
ヤーコン |
ゴボウ |
玉ねぎ |
ニンニク |
ライ麦 |
バナナ |
ネ ギ |
オリゴ糖(g) | 8.0 |
3.6 |
2.8 |
1.0 |
0.7 |
0.3 |
0.2 |
飲 料 |
ヤーコン |
赤ワイン |
緑 茶 |
リンゴジュース |
白ワイン |
ブドウジュース |
ポリフェノール(mg) | 203 |
200 |
50 |
25 |
25 |
15 |
上記成分表は(茨城大学農学部教授「月橋 輝男農学博士」奇跡の健康野菜ヤーコン)より引用。(H14、3、5)
成分表の栄養成分は、肥料や土壌等ヤーコン収穫地域の環境によって変化します。
ヤーコンにフラクトオリゴ糖が高い水準で存在するとの研究を発表してきた茨城大学農学部教授「月橋 輝男農学博士」らの業績は大きいと評価します。
日本が欧米で気が付かなかったヤーコンに存在するフラクトオリゴ糖の機能性成分を発見したのですから。
※直売店やスーパーなどで北海道産ヤーコンが入手困難の場合、当農家で無農薬ヤーコンをネット通販しておりますのでお知らせください。
ヤーコン、人参、ビーツ販売北海道函館 | 通販の宅配農家(トップページに戻る)
※(栽培面積が少ない函館の戦力外農家より)
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氏名:森 敏孝
【有機野菜の森】
【函館山】★★